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当教室では旬の食材を使って四季折々の風情を盛り込んだお料理を実習して頂きます。会食はお庭を望むお座敷で・・・心豊かなひと時をお過ごしくだされば幸いと存じます。
☆旬の食材、朝採りの野菜や生きた魚介類が授業中に届きます。
☆日本料理の基礎、出汁の取り方、調味料の化学的割合、味の(甘い、辛い、酸っぱい、醤(しょっぱい)、苦い)
五味に更に薄味を加えた六味を用いてお教えしています。
☆献立は懐石のフルメニューでテキストは毎月新しいテーマで作成しています。(B5・8ページ)
☆伝統的な行事食や食にまつわる楽しいお話でにぎやかに会食し、話題も豊かになります。
☆希望者には全国料理学校教員認定証・NPO日本食育インストラクター認定証を授与します。
☆希望者には茶事の作法の研修もご用意しております。
■全国料理学校協会加盟校
■NPO日本食育インストラクター養成推進校
(平成17年3月6日 家族10人で)
長い間、新着情報を更新しないままでしたが、その間も静岡県内・外からの生徒への料理指導を続けて43年目に入りました。
この度、5年間撮りためた料理330品をまとめて懐石料理の本 『親しみやすい茶懐石』 として出版しました。
『四季の味』『食の伝承』に続く三冊目の本です。
生徒の要望を受け、教室で教えたレシピをまとめたものです。
「花見」「月見」「七五三詣で」など季節ごとのテーマに合わせ、一汁三菜 香物を基本に強肴(炊き合わせ)(和え物)、箸洗(小吸物)、八寸(海と山の旬の幸)を加えた茶懐石の料理330種を大きなカラー写真付きで作り方も詳しく解説しました。
上下セットで11月〜4月の料理は「炉編」、5月〜10月の料理は「風炉編」(各172ページ)に掲載しました。
茶道を習っている方、興味のある方は勿論、家庭のおもてなし料理としても惣菜としても活用出来る本に仕上げました。
一人でも多くの人に深い歴史のある日本の食文化を伝えたい。
更に次世代に繋いで行きたいと思っています。
2冊組 1万円(税込)
問い合わせ・申し込みは
喜田 芳子
電話・FAX 053-453-0105 へ
(レターパックでお届けします)
「和食の普及のため」とネット上に茶懐石の献立と写真を掲載してから5年経ちました。美人で賢い生徒さん達に囲まれて楽しい授業を40年間続けておりますがフルメニューの実習の中でネット上の写真撮影は昼食が遅くなり困っておりました。
この辺で少しお休みを致します。
2013年 10月「食の伝承」と題する本を出版しました。(182ページA4オールカラー)「江戸時代の祖母や明治時代の母から伝承された食にまつわる故事やエピソード、幻になりつつある食材や料理などを昭和の私から平成の孫達へ」との思い、更に日本の食文化を正しく伝えたいとの願いを込めて執筆しました。12月、「和食=日本人の伝統的な食文化」がユネスコの無形文化遺産に登録され、良いタイミングとなりました。この本は第14回静岡県自費出版大賞(静岡新聞社主催)の奨励賞を頂きました。
2014年 新年早々、東京の出版社から「徳川家康の食事」を再現する話が持ち込まれました。東海道・山陽両新幹線のグリーン車内に置かれる「ひととき」という冊子に掲載するのだそうです。お正月返上で資料を集め、お膳の作成に取りかかりました。そして四月号に歴史学者、磯田通史氏とめぐる「家康の養生法見聞旅」特集号となりました。私の再現した家康の長生き健康食のお膳は見開きの写真となり、磯田先生とのツーショットと共に掲載され、列車に乗せられました。休む間もなく、夢、浜、食つなぎ隊(農水省農村活性化人材育成事業)で「旬と行事食」、8月ライオンズクラブで「家康の食膳」、11月食育インストラクター養成講座で「食習慣とマナー」、11月青山学院校友会静岡県西部支部総会で「家康の食事」などの講師を致しました。また、9月には同支部の同好会「手料理を楽しむ集い」の調理実習をしました。平成12年から16年間継続中です。
2015年 4月3日、NHK静岡放送局からの依頼で夕方の「たっぷり静岡」に少し出演しました。キャスターと私との打合わせがしっくりしないまま当日は原稿なしのぶっつけ本番、行き当りばったりの出演でつらい思いをしました。4月、青山学院女子短期大学同窓会会報春号の「活躍する同窓生を訪ねて」に紹介されました。原稿は2ケ月程前に写真5点と共に提出しました。美しいページとなりました。6月18日、静岡県旅連あけぼの会総会にて講演、「家康の食事」 この会は県内の旅館のおかみさん方なので、安土御献立、神君伊賀超えの食事などの料理を主にお話しました。6月28日、静岡県料理学校協会教員研修会にて2時間の講演、「家康の健康食」では麦飯と豆味噌の効用など栄養学的に、「日本料理」では食の変遷を、「和食とは」ではユネスコの無形文化遺産に登録された日本人の伝統的な食習慣を解説しました。
予定
10月10日、浜松市協働センター指導者養成講座、和食の伝承(3時間)
①和食の基礎知識、②美しい日本料理と食卓作法、③遠州の味覚を知る、の課題が提示されています。どの課題も時間が足りなくて簡単ではありません。どの程度で納めるのか、レジュメとお話原稿の作成に苦心しています。
11月3日、シャンソン発表会、こんな忙しさの中で出演出来るのかしら?
12月、家康没後400年目に当たりますので今年中に今迄の講演原稿をまとめたいと思っています。
父の教え「命は食にあり」を皆様にお伝えするため料理教室でも終日頑張っています。
わたくし 78歳9ヶ月、夫 80歳5ヶ月 共に現役。
【調理実習】